清盛よかった

面白いよと言われて2話目から見始めた平清盛ですが、個人的にはとても面白かったです。
源平についてはほとんど知識がないので、時代考証云々気にせず、普通にドラマとして楽しめました。
ついでに、こういうドラマで毎回のように泣かされたのは初めてです。特に前半は涙ボロボロでした。ほんとに。

最後は駆け足だったけど、淡々と登場人物が死んでいくのが逆に寂しかった。
西行の憑依合体清盛も、最初はちょっとツッコミたかったけど、あれで良かったのかもな、とも。
盛国の鱸丸呼びは、やってくれるかなと思ったけどやっぱり泣けた。盛国は最後まで忠臣でカッコ良かったと思う。
最後の海中のシーンで兎丸が呼びかけたのも凄く良かった。
あの友人関連の繋がりが、私は好きだなぁ……。
あと時子の最後が本当に綺麗だった。

演出がどうとか、脚本がどうとか、ツイッターの感想見ているとそういう意見もチラチラ見受けられたりもしましたが、そういう細かいところは私あまりわからないので……。なんか、こう、演技とか雰囲気で呑まれましたね。考えるものでなく、感じるものといいますか……。

登場人物の死ぬところとか、それに何の意味があったのか、とか。後に他の人の話で伏線になっていたんだというのを聞いたりして「なるほどー」と思うところもあったりするのですが（遅い）、役者の演技とか、それまでのやり取りとかもろもろで、何か理由なく泣けるんですよね……。うん、特に理由もないけど、個人的にグッとくるものがあったかな。

総集編見れば、気付けなかった伏線もろもろに改めて気付けるのかなーと。改めて見直すのも面白いのかもしれないと思いました。

久しぶりにドラマにハマったなー……。
坂の上の雲は三年通して追ったけども……。

スタッフの方々、特に主役の松山さんは本当にお疲れ様でした。
自分とほぼ同い年とか信じられん演技でした。一年間とても楽しかったです。
視聴率なんて関係ない。

来週から日曜の夜は何を楽しみにすれば良いのやら……。